国内での発売が注目されていたモデル、起亜の準中型電気自動車EV4のデザインが本日公開されました。公開された写真は量産モデルですが、ほぼコンセプトカーと同じ外観でした。
素晴らしいクーペスタイルのファストバックと、最近の起亜車特有のユニークなホイールデザインが融合し、今秋の電気自動車市場においてダークホースとして浮上することが予想されます。特にEV4は、政府の電気自動車補助金100%の適用が可能な競争力のある価格で、補助金を適用すると実際の価格は最大300万円後半から400万円前半になると見込まれています。
もちろん、GTラインやフルオプションの場合は500万円台まで上がる可能性がありますが、上位モデルのEV6の価格が400~600万円台で販売されているため、それより高く設定するのは難しいでしょう。
価格を離れてデザインだけを見ても、先に発売されたEV9やEV5(中国版)、EV3といったモデルが起亜の電気自動車の完成形のデザインとするなら、EV4はその頂点に位置するようです。
まるでBMWのモデル名に従っているかのようですね?偶数は基本型、奇数はクーペ... 中国で発表されたEV5が現地でコストパフォーマンスの高い200万円後半の価格で成功を収めているため、国内でも今秋にお目にかかる可能性が出てきています。
EV4とEV5は、国内での発売基準で300万~400万円台の価格で補助金を考慮し、テスラモデル3を上回る競争力を持つと考えられます。すでに便利なオプションの面で相手になりませんよね?
まだインテリアは公開されていませんが、コンセプトカーとは異なると思われ、EV3レベルで少し高級感を加えたものになるでしょう。
そして、EV4のGTラインデザインも公開されました。翼のような前後バンパーにより、さらにスポーティな印象を与えています。
ホイールもGTライン専用の19インチが装着されていますが、個人的には一般モデルのホイールがEV4にもっと合っていると思います。デザインは好みの問題ですから...とにかく、起亜車は今月末にスペインのタラゴナで開催される「2025起亜EVデイ」で、さらに詳細な仕様を公開する予定ですので、その際に追加情報をお伝えします。