新型ジェネシスG80ブラック、販売開始！

高級感あふれるブラックカラーと多様な便利オプションを標準装備したジェネシスG80ブラック、そして2025年モデルのG80が本日より正式に販売を開始します。先に発表されたG90やGV80ブラックエディションモデルで示された高級感をそのまま引き継いでいると言えるでしょう。

外観デザインには変更がありませんが、ラジエーターグリルやクロームモールディング、ホイールなどをすべてブラックカラーで仕上げることで、ジェネシスG80独自のキャラクターラインが際立ち、スポーティな印象も加わっています。

個人的には、電気自動車モデルのようにホイールベースが長いロングボディバージョンが出てくれればさらに良かったのではないかという思いも残りますが、クロームを抑え、LEDヘッドランプにもブラックベゼルを適用することで、まるで再度フェイスリフトされたかのような雰囲気を作り出している点は肯定的に評価しています。

最も満足できる点は、G80のトランクリードラインに適用されていたクロームモールディングがボディカラーに溶け込み、目立たなくなったことです。これはGV80やG90といった上位モデルには見られないディテールでした。もちろん、個人の好みによってはそのクロームポイントを高級感があると評価する方もいますが、私は常に気になる部分でした。

まさにこの部分です！一見すると王冠をかぶっているようにも見えますが、いずれにせよG80ブラックエディションモデルではこの部分もブラッククロームで仕上げられ、むしろ後ろ姿がよりボールドな印象を与えています。

参考までに、ジェネシスが発表した今回のG80ブラックに適用された外装カラーオプションの部位は、前面バンパーグリル、ラジエーターグリル、前面エンブレム、DLOモールディング、リアバンパーモールディング、ヘッドランプ内部サイドベゼル、ADASレーダーカバーのパターンなどです。

20インチのホイールも光沢のあるブラックカラーで、フローティングホイールキャップが標準装備され、トランクリード中央には濃いグレーのトーンでジェネシスレタリングエンブレムが配置されているのも特徴です。

内装にもブラック専用の内装材が適用されており、ドアやコンソールのスイッチや装飾類、ステアリングホイール、パドルシフト、ドアステップ、スピーカーグリルやロゴなどがすべてブラックで仕上げられています。

濃いブラックトーンのリアルウッドガーニッシュやキルティングレザーシートなども高級感があります。また、2025年モデルのG80にはヘッドアップディスプレイオプションが標準装備され、運転者がリモートでエンジンをかけ、車両に近づくとサイドミラーが展開し、パドルランプが点灯するように変更されたとのことです。

27インチの統合型ワイドディスプレイには、ブラック専用のウェルカム、グッドバイアニメーションや3Dモデル画像、グラフィックテーマが新たに実装されました。実際、基本のブラックインテリアやシートカラーはかなりシンプルですが、同じブラックでもG80エディションではまったく異なる印象で迫ってきますよね？

最後に価格についてですが、ジェネシスG80を購入する顧客には、2025年上半期に限り個別消費税を5%から3.5%に引き下げる特典が用意されており、今年6月までに出荷される場合は教育税や付加価値税などの税制優遇を受けることができるそうです。したがって、最終的な価格差が生じることになりますね。

上記のように、個別消費税3.5%を基準にした場合、G80ブラックの価格は8149万円（2.5ガソリンターボ）、8573万円（3.5ガソリンターボ）です。多くの追加オプション仕様がすべて含まれているため、従来のフルオプション価格と比較すると明らかにメリットがあるようです。2025年モデルのG80は5899万円から7101万円（2WD基準）までだとされています。