キャデラックのフラッグシップフルサイズSUVを代表するモデル、キャデラック・エスカレードの新型が、今日、京畿道光明市の「アイベックススタジオ」でメディアショーケースを通じて国内発売を発表しました。
北米基準で昨年7月に発売されたモデルですが、韓国GMのキャデラック新車の国内発売日程を考慮すると、非常に早いデビューですね。すでに前回の投稿でどの部分が変わったのかを確認しました。
1998年に初代が発売されて以来、グローバル市場で100万台以上が販売され、その存在意義を証明してきた「キャデラック・エスカレード」は、今回のマイナーチェンジを通じて再びその地位を確固たるものにしようとしています。
発表に先立ち、今後国内に紹介される韓国GMのさまざまな電気自動車ラインアップと競争力のある内燃機関モデルを紹介する場もありました。個人的には、GMCの大型電気自動車シエラEVやハマーEVなどのモデルを早く国内で見られることを期待しています。
新型エスカレードのアンベイリング映像を共有します。
前面のデザインがすっきりと整理され、新たに追加されたカラーも新鮮でした。今回の新型のメインカラーはやはりレッド... 公式名称は「レディエントレッドティントコート」です。
実際、大型SUVにこのような色が似合うのは難しいですが、エスカレードだからこそ消化できるのではないかと思います。なんと24インチものホイールが装着され、歴代級の存在感を示しています。
トリムによって違いはありますが、やはり今回の新型には24インチのホイールが必要です。真の存在感を示すためには。
車両自体が非常に重厚な体格を持っているため、ホイールがそれほど大きく感じないのは皮肉です... 深いグレー系のカラーも魅力的です。
ちなみに、新型エスカレードは全5色の外装カラーから選べます。既存のブラックレイブン、クリスタルホワイトトライコートに加え、ギャラクティックグレーメタリック、エージェントシルバーメタリック、レディエントレッドティントコートまで...
実際、今回のキャデラック・エスカレード新型で最も変わった部分は、フルチェンジに近いレベルのインテリアです。なんと55インチのカーブLEDディスプレイが運転席から助手席まで1列の室内全体をカバーしています。
ギアレバーはカラム式に移動し、ステアリングホイールの右側に配置されたため、よりすっきりと整理されたギアボックスになっています。ドアコントロールをはじめ、さまざまな室内コントロールが可能なミニモニターとダイヤル式コントローラーが配置されています。
ロングホイールベースESV専用オプションですが、2列目にもLEDディスプレイを通じたさまざまなコントロールが可能です。2列目シートに適用された14方向電動パワーシートには、ヒーターと通気、マッサージ、ランバーサポート機能も搭載されています。
人気の高かったESVモデルですが、フルサイズの大型SUVとしてキャデラック・エスカレードを選ぶのであれば、基本モデルの価格より約200万円ほどの差が出ますが、やはりロングホイールベースの方が存在感を最大化する方法になります。
ちなみに、今日公開されたエスカレードの価格は1億6607万ウォン、ESVは1億8807万ウォン(個別消費税3.5%基準)です。旧型に比べて1000万ウォンほど上昇しましたが、商品性は価格の上昇幅以上だと思われます。
3列シートを展開した状態でも、トランクがこれほど広いのは驚きです。ちなみに、スペック上のトランク容量は基本モデルが722リットル、2列目と3列目シートを折りたたむと最大3413リットルです。ESVの場合は基本1175リットル、2列目と3列目シートを折りたたむと最大4027リットルです。
パワートレインは、6.2リッターV8ガソリン直噴エンジンと10速トランスミッションを搭載し、最高出力426馬力、最大トルク63.6kg.mを誇ります。良好な燃費は期待できないスペックですが、走行条件に応じてエンジンシリンダーパターンを変えるダイナミックフューエルマネジメント機能により、スペック上の平均複合燃費は6.4km/L(基本モデル基準)です。
テールデザインも以前よりすっきりと整理された印象です。劇的な変化はありませんが、LEDテールランプデザインにわずかな違いを見せています。
最も体感できる部分は、やはり前面のLED部分です。キャデラックのエンブレムと大きなラジエーターグリル周辺に微妙な照明が入るイルミネイテッドフロントクレストと、新たに適用された垂直型LEDヘッドランプは、キャデラックのフラッグシップモデルをうまく表現しています。
快適な乗り心地は言うまでもありません。昨年の旧型試乗時にもエアサスペンションの快適さを絶賛した記憶があります。
今回の新型も24インチホイールが装着されていますが、精密なハンドリングとコーナリング性能を助ける独立式前後サスペンションと、毎秒1000回以上の精密な路面データを分析してリアルタイムでサスペンションの減衰力を調整するマグネティックライドコントロール4.0システムとアダプティブエアライドサスペンションが搭載されています。
さて、新型エスカレードのローンチスケッチはここまでです。近いうちに別途試乗の機会があると思いますので、その時に詳細なレビューをお伝えします。
계속