ルノーのグラン・コレオス中型SUVは、発表時からノイズがありましたが、現在の販売量だけを見ると、決して少なくない市場シェアを記録しています。ルノーコリアなどの発表によると、グラン・コレオスは9月から11月までの発売以降、約3ヶ月間で合計約12,000台が販売されました。SUVの新車登録だけを見ると、6位に相当するそうです。同じ期間、KGモビリティのアクティオンは約4,300台が販売されたとのことです。
同じ期間の現代自動車グループのSUV販売量を見ると、起亜ソレントが約24,000台、現代サンタフェが約19,000台、ツーソンが約16,000台、起亜セルトスが約16,000台、スポーティッジが約14,000台となっています。
グラン・コレオスは、ソレントやサンタフェほどではありませんが、スポーティッジに近い販売量を記録しました。グラン・コレオスの販売量を用途別に見ると、自家用が約11,000台、レンタカーが約500台、タクシーが約20台でした。
販売における女性の割合が高いと思われていましたが、男性が約9,200台で約80.7%、女性が約2,200台で約19.3%でした。年齢別に見ても、50代が約4,100台で36.3%、40代が約3,100台で27.5%、60代が約2,000台で18.2%、その他30代が1,500台で13.1%、70代が約300台で2.9%、20代が約200台で2.1%だったそうです。
これを見ると、グラン・コレオスの主な消費層は40〜60代が比較的多く、快適で安楽な乗り心地が強みとなっているようです。グラン・コレオスは最近、ガソリンモデルの発売も加わり、ガソリンとハイブリッドの2つのパワートレインで展開されています。特にハイブリッド2WDモデルの場合、合計約12,000台が販売され、全体のコレオスの約97.5%を占めました。
また、2025年に予定されている環境配慮車の税制優遇縮小に備えて、グラン・コレオスE-TECHハイブリッドの生産拡大に乗り出したそうです。今年までは、ハイブリッド車購入時に取得税、個別消費税、教育税、付加消費税など、総額183万ウォン(約1,600 USD)の環境配慮車税制優遇がありました。2025年からはこの取得税減免が終了し、個別消費税も縮小されて環境配慮車の税制優遇が減少するとのことです。
これを受けて、ルノーコリアでは今年末までに可能な限り多くの顧客にグラン・コレオスE-techハイブリッドを納車する方針だそうです。釜山工場では12月中に週末特別勤務などを実施し、追加生産を進めているとのことです。
グラン・コレオスE-techハイブリッドの購入価格は、183万ウォン(約1,600 USD)の税制優遇適用時には、テクノトリムが3,777万ウォン(約33,000 USD)から始まります。最上位トリムの場合、エスプリ・アルピンフルオプションモデルでも4,567万ウォン(約40,000 USD)です。消費者の立場からは、合理的な価格帯で良質なハイブリッド車が一つ増え、選択肢がさらに広がったようです。