トヨタは2025年型カムリハイブリッドを国内市場で正式に発売しました。12月2日から全国のトヨタ公式ディーラーショールームで販売を開始する予定です。

新型カムリは、高品質と耐久性を基に40年以上にわたりグローバル市場で人気を博し、国内市場では2009年に初めて発売されました。世界では約65万台が販売され、全販売モデルの中で6位を記録しています。

国内市場では、輸入初年度に約140台、2016年に約2,400台、2017年に約3,400台と着実に増加し、2018年には約5,500台を販売しました。その後減少しましたが、昨年は約1,800台に回復しました。

2025年新型カムリハイブリッドは、第9世代のフルモデルチェンジで、品質と耐久性に重点を置いて開発されました。TNGA-Kプラットフォームを基盤とし、デザイン、性能、商品性が大幅に強化されています。また、現代的なシルエットを採用したエナジェティックビューティーデザインコンセプトにより、より力強くダイナミックなスタイルに一新されました。

新型カムリの外装は、よりローダウンし、ワイドな姿を強調しています。ハンマーヘッドデザインの形状とレーシングからインスピレーションを受けた前面コーナーのエアベントを採用し、シャープでスポーティな印象を演出しています。

今回のカムリのフルモデルチェンジでは、高級素材と最先端技術を採用し、プレミアム感を高めています。12.3インチのマルチインフォメーションディスプレイと12.3インチのタッチ式センターディスプレイを搭載しています。

トヨタの最新ハイブリッドシステムである第5世代THSが搭載され、エンジンとモーターの出力が大幅に向上しています。2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせた第9世代カムリハイブリッドシステムは、総システム出力227馬力を発揮し、複合燃費17.1km/L（約40.2 mpg）の燃費効率を実現しています。加速性能が改善されたことも特徴です。

その他、アップグレードされたトヨタセーフティセンス（TSS）やインフォテインメントシステムのトヨタコネクト、Android AutoおよびApple CarPlayが全グレードに標準装備されています。また、フロントシートのヒーターと通風機能、8個のSRSエアバッグ、XLEプレミアムグレードに搭載されるパノラミックサンルーフ、HUD、リアシートヒーター、電動リクライニングリアシート、リアコントロールスイッチなど、顧客の好みに応じた多くの安全性と快適性の機能が特徴です。

2025年カムリハイブリッドのフルモデルチェンジは、XLEグレードとXLEプレミアムグレードの2グレードで発売され、いずれも日本製です。新型カムリハイブリッドXLEは4,800万ウォン（約41,760 USD）、XLEプレミアムは5,360万ウォン（約46,632 USD）で、付加価値税込みの価格であり、個別消費税5%が適用されています。

トヨタによると、カムリは韓国の輸入車中型セダンの代名詞として着実に販売されてきたモデルだといいます。新型カムリは、さらに完成度を高めた走行性能と快適性能など、商品性が大幅に強化されたモデルで、環境に優しいハイブリッド車を求める顧客にとって良い選択肢になるだろうとしています。

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