カーニバルハイブリッドに関する新情報が流出したとのことです。今年末に発売予定のカーニバルのフェイスリフトモデルのハイブリッドパワートレインについて、先日、2.5リッターターボハイブリッドエンジンを搭載するという報道がありました。

今回のカーニバルK4の流出情報によると、これは誤りであり、1.6リッターターボハイブリッドエンジンが採用されるとのことです。さらに、価格が大幅に値上げされるという情報も含まれていました。このため、カーニバルの購入延期を避け、すでに契約済みの顧客の納車が遅れないようにするための内部方針資料のようです。

結局、カーニバルのフェイスリフトモデルは1.6リッターターボハイブリッドを搭載し、今年末または来年1月に発売される見込みで、価格は大幅に値上げされると推測されます。さらに、プレミアム3車種（K9、モハビ、スティンガー）については販売を促進し、EV9の購入可能性のある顧客については最大限発掘するよう指示されているとのことです。EV9のスケジュールによると、3月30日のソウルモビリティショーでの公開後、4月に量産を開始し、5月初旬に事前契約が予想されています。

結局、カーニバルハイブリッドはソレントやスポーティッジハイブリッドと同様に、電気モーターと1.6リッターターボチャージャーエンジンの組み合わせになる見込みです。スポーティッジとソレントのハイブリッドモデルは、すでによく知られているように、1.6リッターガソリンエンジンで最高出力132kW、265Nmの性能を持っています。

これに44kWの電気モーターと6速変速機が組み合わさり、合計169kWおよび350Nmのシステム出力を提供します。駆動システムについては、カーニバルハイブリッドがAWD四輪駆動のオプションを提供するのか、それとも前輪駆動のみを提供するのか、公開された情報はまだありません。

カーニバルハイブリッドのフェイスリフトの外観デザインはEV9からインスピレーションを受けたと判断され、内部のスパイショットでは大型タッチスクリーンとワイドスクリーン計器盤が統合されたカーブドガラスパネルが確認されています。

一方、経済難が続く中でもハイブリッド市場は引き続き過熱しているようです。昨年のハイブリッド新車販売台数が20万台を超えたとのことです。現代自動車と起亜がグランジャー、ソレントなどの主力車種のハイブリッドモデルを発売する予定であり、トヨタ、レクサス、BMWなどもハイブリッド車種を発表しています。

昨年の韓国国内のハイブリッド販売は前年比約14%増の21万1千台が販売されました。電気自動車も16万4千台が販売されましたが、まだハイブリッド車が電気自動車を上回っているといえます。

現代自動車は今年、グランジャー、コナ、ソナタ、サンタフェのハイブリッドモデルを発売したか、発売を準備しています。起亜はソレント、カーニバル、K5などのハイブリッド新車の発売を準備しています。ソレントモデルは昨年4万9千台が販売され、K8、スポーティッジはそれぞれ2万6千台と2万台を販売しました。現代自動車のグランジャーも2万台を販売しました。

トヨタとBMWもハイブリッド販売をさらに強化しています。BMWはM専用の高性能プラグインハイブリッドSUVである新型XMの事前予約を行いました。まだ市場ではハイブリッド車両をより好む雰囲気です。電気自動車のコストがより高価で、電気自動車の充電インフラがまだ不足している部分があります。安全性やインフラの面でハイブリッド車両の選好は当分続くでしょう。

​