最近、外国メディアにより、2026年モデルのメルセデス・ベンツ GLEフェイスリフトに適用される新しいテールランプデザインが確認された。新型Eクラスと同様の三角星形のLEDテールランプがGLEにも導入される模様だ。
テストカーのボンネットとフロントバンパーにはカモフラージュが施されているため、正確な変更点は確認できないが、ヘッドランプがより長くなり、グリルが従来よりも大きくなり、縁取りが追加されるとの予測がある。
側面には、従来モデルとの大きな違いはないと予想されている。EQSフェイスリフトと同様に、サイドミラーに2つのカメラを搭載したインフォテインメントシステムが導入され、より向上した視界と自動運転性能を提供する見込みだ。
後部もテールランプ周辺に変更点が見られる模様だ。内部グラフィックも新型Eクラスと同様に、メルセデスの三角星の向上したグラフィックが適用されている。室内では新しいデザインのステアリングホイールとダッシュボードのレイアウト変更が予想される。
従来モデルには12.3インチのデジタルメーターと12.3インチのセンターインフォテインメントディスプレイが接続されたパノラマ形状だった。新型GLEは新型Eクラスのように分離型ディスプレイを持つと予想され、最新のMBUXソフトウェアアップデートが行われる見込みだ。
パワートレインには大きな変更はないと見られ、現行モデルと同様のラインナップを維持する可能性が高い。4気筒および6気筒のマイルドハイブリッドエンジンが提供される見込みだ。
現在、510馬力の4.0リッターV8エンジンを搭載したGLE 580はそのまま維持されるが、V8よりも強力な6気筒エンジンへの転換が続く可能性もある。
今回のメルセデス・ベンツ GLEフェイスリフトの準備は、BMWの2027年モデルX5に対抗するためだと考えられている。完全なモデルチェンジの前にフェイスリフトを行い、BMW X5に対応するという意見がある。メルセデス・ベンツ GLEフェイスリフトは2025年に発売される見込みで、来年公開され、2026年に販売されるとの予測もある。
また、2026年のAMG GLE 53 PHEVモデルが429馬力の6気筒マイルドハイブリッドエンジンから536馬力の3.0リッター直列6気筒フルハイブリッドエンジンに切り替わる見込みだ。GLEのプラグインハイブリッドの比重がさらに高まると見られ、これは電気自動車の比重を減らす方向に戦略が修正されたことを示している。