ルノーコリアは、中型SUV QM6のフェイスリフトモデルとして「ザ・ニューQM6」を発売しました。2人乗りSUVバン「QM6クエスト」モデルも含まれています。新型QM6は、外装を一部変更し、内装と便利機能を改善した部分変更モデルです。QM6 GDe、LPG QM6 LPeに加え、QM6クエストが追加されました。
新型QM6は、ラジエーターグリルが新しく適用され、バンパーと前後面スキッドにも新しいデザインが採用されました。ヘッドランプは垂直デザインのLEDデイタイムランニングライトを採用し、ホイールも18インチ(約45.7cm)と19インチ(約48.3cm)のデザイン変更を行いました。内装には、環境に優しいオリーブグリーンのナッパレザーシートが追加されたとのことです。
内部には、easy lifeインフォテインメントシステムを搭載しました。ディスプレイは9.3インチ(約23.6cm)サイズで、リアルタイムのTmapとAI基盤の音声認識「NUGU」サービスが搭載されています。その他、HDリアビューカメラ、スマートスカイビューなどが装備されています。65Wの超高速充電に対応した後部座席のUSB Type-C端子、前席のLED殺菌モジュールと空気清浄システムが適用されました。
バンのQM6クエストも話題を呼んでいます。全長1423mm~1760mm、全幅1261mm~1321mm、高さ723mm~859mmで、荷室容量は1413Lです。これはラーメンの箱70個を同時に積載できる大きさです。最大積載量は300kgです。この程度なら、キャンピングや車中泊用に適しているでしょう。
QM6クエストは購入時に政府の補助金を受けられるとのことです。貨物車として登録することができます。環境省のLPG貨物車新車購入支援事業により、保有しているディーゼル車を廃車にしてQM6クエストを購入すると、新車購入補助金100万ウォン(約89,000円 USD)を受け取ることができます。排出ガス4~5等級のディーゼル車を早期廃車して購入すると、最大800万ウォン(約712,000円 USD)の補助金を追加で受け取ることができます。
個別消費税と教育税が免除され、取得登録税と年間自動車税納付時にも貨物車基準の税率が適用されます。2.0 GDe LEは2860万~3715万ウォン(約2,545,000~3,306,000円 USD)です。2.0 LPeは2910万~3765万ウォン(約2,590,000~3,350,000円 USD)で、QM6クエストは2680万~3220万ウォン(約2,385,000~2,865,000円 USD)です。
ルノーは、先月2月に国内販売約2,200台と輸出約4,900台、合計約7,100台を販売したとのことです。国内市場の低迷により、前年同月比37.9%販売が減少したとのことです。国内市場ではXM3が約900台販売され、QM6は前月比56.2%減少して約900台が販売されました。SM6も14.8%減少して約200台が販売されました。
輸出もQM6は約1,200台、XM3は約3,300台など、2月の総輸出台数は約4,900台で、前年同月比36.7%減少しました。今月発売したLPG SUV「QM6クエスト」を通じて販売実績の改善を図る予定です。特に900万ウォン(約801,000円 USD)の補助金により、業務用車両として利用したい小規模事業者にとって有用だと思われます。