米国の電気自動車スタートアップであるリビアンは、今年第3四半期にR1TとR1Sの四半期最高生産台数を記録しました。今年の目標である25,000台の生産台数を順調に達成する見込みです。
リビアンは第3四半期に合計約7,300台の電気自動車を生産し、そのうち約6,800台を顧客に納車しました。モデル別の生産台数は公開されていませんが、イリノイ州ノーマル工場で電気ピックアップトラックR1T、電気SUV R1S、およびアマゾン配送用バンを生産しています。
リビアンの当初の今年の電気自動車生産目標は50,000台でした。世界的な半導体供給不足と原材料価格の高騰により、50,000台の目標を半分に下方修正しました。第1四半期から第3四半期までにリビアンは合計約14,000台を生産しました。今年の目標である25,000台を達成するためには、第4四半期に残りの台数を生産する必要があります。
しかし、四半期ごとの生産増加率を見ると、第1四半期比で第2四半期の生産量は72%増加しました。第2四半期比で第3四半期の生産量は67%増加しました。これにより、第4四半期には残りの約11,000台を生産すると予想されます。
しかし、リビアンには品質問題も発生しました。ステアリングシステムの問題により、約12,000台の車両に対して自主的なリコールを実施すると発表しました。リビアンが顧客に送った書簡によると、一部の車両で特定のステアリングシステム部品が十分に締められていない問題が発見され、緊急リコールを実施するとのことです。
フロント上部コントロールアームとステアリングナックルを接続するファスナーを修理するためだと言います。対象車両は過去13ヶ月間に製造された2022年モデルのR1T電気ピックアップトラックとR1S SUV、およびEDVバン車両とのことです。
米国道路交通安全局によると、自主的リコールの対象は約12,000台で、車両の前部ステアリングシステムのサスペンションナットが十分に締められていないとのことです。全車両の1%のみが実際に欠陥があると推定されています。
この問題に関連する疑わしい事例が現在までに7件報告されていますが、負傷者の報告はないとのことです。フロントで異常な騒音や振動がある場合は、直ちに修理を受ける必要があるとしています。
リビアンは今年までに3回のリコールを実施しており、エアバッグの問題で約500台、シートベルトアンカーの問題で約200台のリコールが行われました。