オフロードに憧れがある人はJeepを思い出すだろう。Jeepも電動化の波から逃れられなかった。Jeep Wrangler 4xeが9月に日本市場に参入する予定だ。ステランティス・ジャパンは、Wrangler 4xeの9月の国内発売に向けて、日本の主要道路でテストを行っているという。

Wrangler 4Xeは、4気筒2.0リットルエンジンと2つの電気モーターを搭載している。最高出力は375馬力で、最大トルクは64.9kgm（636.7Nm）だ。8速自動変速機を備え、4輪駆動システムを採用している。Wrangler 4Xeには17kWhのリチウムイオンバッテリーパックが搭載されている。電気のみを使用するエレクトリックモードでは、33.8km（約21マイル）の走行が可能だという。エレクトリックモードの他に、ハイブリッド、eSaveモードなどがある。

Wrangler 4Xeの価格は、サハラモデルが47,995ドル（約5,520,000円 USD）からスタートする。ルビコンモデルは51,695ドル（約5,945,000円 USD）だ。日本では、アメリカの価格よりも約100万円から150万円ほど高くなると予想されている。

日本では、Jeep Wranglerの電動化モデルを9月に発売する予定だ。ステランティス・ジャパンは、Jeep Wrangler 4Xeの日本の主要道路でのテストを進めているという。9月の発売に向けた作業中だ。

ステランティス・ジャパンでは、環境に優しい車のインフラ構築も同時に進められると予想されている。PHEVの充電施設は、Jeepのショールームとサービスセンターに優先的に設置される予定で、継続的に拡大されると見られている。

また、CEOは2025年までにすべての車両を4xeに転換すると述べた。そのために、電動化ソフトウェアの開発に300億ユーロ（約34.5億ドル USD）以上を投資し、R&Dへの支出も増加している。

Jeepは今年上半期の日本市場での販売台数が6,000台ほどだという。2020年比で41%成長し、Wranglerが28%成長、Renegadeが24%成長した。また、日本市場では毎年1台以上の電気自動車（BEV/PHEV）を発売する予定だ。

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