レクサスが電気SUVの新モデルRZを発表したという。短い走行距離を改善し、次世代ステアリング感覚のためのステアバイワイヤも搭載した。レクサスRZの外観デザインは、以前のモデルと大きく変わっていない。
ただし、ホイールデザインが変更され、車体の色とアクセントなどが変更された。HUDのUIが改善され、ステアバイワイヤが適用された車両にはヨークステアリングが搭載される。
外観デザインは大きく変更されていないが、パワートレインはフルモデルチェンジレベルで再設計されたという。バッテリーは79.96kWhの容量が適用され、充電方式はヨーロッパで使用されているCCS2である。ラインナップは全部で3種類ある。
最上位トリムのRZ 550e F スポーツは最高出力407馬力を発揮する。0-100km/h加速は4.4秒で、1回の充電で走行可能な距離は450km(約280マイル)である。
RZ 500eは最高出力380馬力に達し、0-100km/h加速は7.5秒で、1回の充電での走行距離は575km(約357マイル)に達する。次世代操舵技術であるステアバイワイヤシステムが適用され、電子信号で操舵ができるという。
これにより、運転者はより滑らかで直感的な運転操作が可能になった。操舵範囲を200度まで拡張でき、レクサスドライビングシグネチャーを楽しむことができる。
さらに、レクサスはインタラクティブマニュアルドライブを導入し、仮想的に8段まで変速できる機能だという。現代自動車の仮想変速システムと類似の機能である。新型RZは2025年秋から様々な市場に段階的に発売される見込みだ。販売価格はまだ公開されていない。