起亜は、代表的な環境に優しいSUVであるニロのハイブリッドラインナップに新しいトリム「ベストセレクション」を追加し、顧客の選択肢を広げました。初めて車を購入する人や、コストパフォーマンスを重視する実用的な消費者層に、安全性と利便性の高い装備を標準装備することが特徴です。
ベストセレクショントリムは、既存のプレステージトリムに顧客の人気が高かった安全性と利便性の装備を標準装備しました。前方衝突防止補助、スマートクルーズコントロール、後側方衝突防止補助などの主要な安全装備が含まれており、プロジェクションLEDヘッドランプ、LEDターンシグナル、LEDバックランプなども標準装備となりました。
ニロEVモデルの場合、全トリムにV2L機能を標準装備しました。オプションパッケージであるコンフォートを選択すると、2列目のダブルサウンドプルーフガラス、スエードヘッドライニングなどが提供され、商品性がさらに強化されました。
一方、起亜の小型SUVニロのフェイスリフトモデルの予想図が登場し、新型ニロへの関心が高まっています。新型ニロの予想図では、縦型ヘッドランプ、スターマップシグネチャーライティングなど、起亜の最新デザインが適用されています。全体的に起亜EV3と新型スポーティージのデザインに基づいた姿が見られます。
新型ニロの前面部は、ヘッドランプとラジエーターグリルなどに全体的なデザイン変更が加えられ、フルモデルチェンジレベルの変更が予想されます。ヘッドランプの場合、スターマップシグネチャーライティングのデイタイムランニングライトを通じてファミリールックを形成します。また、タイガーフェイスグリル、エアインテークと一体型のスキッドプレートなどが適用されます。
新型ニロの側面部には、新しいデザインのホイールなどが適用される見込みです。後面部は前面に比べて変化の幅がそれほど大きくないと予想されています。現行モデルと同様に、Dピラーラインに沿って配置されるテールランプは同じですが、内部のグラフィックなどが変更され、新しいスタイルが演出されると見られています。
ニロのフェイスリフト内装の変更も予想され、コラムタイプの電子式ギアレバーや新型ステアリングホイール、最新のccNCインフォテインメントシステム、先進運転支援システム(ADAS)などの変更が見込まれています。
ただし、パワートレインの変更はないと見られ、ハイブリッドモデルは1.6リッター(0.42ガロン)ガソリンベースのシステムで、最大複合燃費20km/L(47mpg)を超える効率性を持つと予想されています。起亜の新型ニロフェイスリフトの発売日は2025年後半と予測され、価格もある程度引き上げられる見込みです。